【報酬追求人間とリスク回避人間】
コミュニケーションでよくあるのは
・なんでわかってくれないの?
・言っていることがよくわからない?
の理解しにくいストレス。誰もが感じたことがあり、これからも感じなくちゃいけない。
一般的にみんなが考えていることは
・これから先もっといい暮らしをするには?
・いま手にしているものを失わない為にどうすればいいか?
だと思う。どちらの目標も明らかに大切。
人生をよりよいものに、今あるものを守る両方の目的の為に日々努力している。
考えいることは同じなんだけど、人によって重心が実は偏っている。わかりやすく例えると、水の入ったコップ。
お互い見ているコップは同じなんだけど、コップを見ている部分が違う。
自分は水の部分を見ていて、相手は水がない部分を見ている。
これが理解しにくいストレスの正体。
理解しにくいストレスの正体を知らないまま、コミュケーションを続けるのは、
時間の無駄な水掛け論。
最終的にはお互いが相手のことを何も知らない馬鹿とまで思う。
この正体を知ってしまうと、正体を知らずにコミュケーションを取り馬鹿と思う方が馬鹿に見える。
体力と時間がもったいない。
人間には正しい間違っているとかでなく、2つのタイプがある。
報酬追求人間(促進)とリスク回避人間(予防)
わかりやすく言うと、報酬追求人間は身の回りや行動の達成、報酬、成功などに目が留まりる。リスク回避人間は回避すべき危険や予防すべきとこに目が留まる。損失を最小限に抑え、現状を維持する。
基本人間は、自分の経験や情報や知識や感情が正しいと思っているのでバイアス(偏見)が働き相手にストレスを感じる。
報酬追求人間は
リスクを積極的にとり、ルールがあるようでない。心も常にオープンで警戒心が薄く、積極的な行動をとり、アイデアが次々と湧き出やすい。束縛を嫌い自由奔放で思考は非常に抽象的で、チャンスに気づくことも得意。障害物は小さく見え、困難は過剰評価され、過去の失敗なども忘れやすい。
が、時にはつけを払わせる場合も。プランBをつくっておかなくてはと考えたりしない。
こんな人が上司になると、幸運と災難がきっぱりわかりやすく別れる。
部下にも、フィードバックを十分に与えないので、ミスがそのままになったり、重要な細部が見落とされがち。
リスク回避人間は
報酬追求人間とは全然違い、思考が具体的かつ明確で詳細なものに、これから何をしなければならないのかきっちり把握されている。
ミスをとても嫌がり、ミスを防ぐことにこだわる。部下がミスをおかすのではないか心配になりがち。その影響もあり、新しいことを始めることを嫌がる。新しいことをすると、ミスが起きやすく新しいことを考えないといけなくなるので。慣れた困難を好み、知らない困難を嫌う感じ。失敗するかもしれないと考えたとたんに、一気にモチベーションが下がる。
相手のタイプを見極める
コミュケーションや説得や交渉の場合はまずこのタイプを見極めることが先。
見極め方としては、年齢と感情表現や仕事における役割。
年齢は比較的に若い人は報酬追求人間が一般的。将来重視で夢に生きている。
年齢を重ねるとリスク回避人間になりがち。
人生には限りがあることに気づき、経験豊富なゆえに、経験が障害になったりもする。
生活の為の出費や失うことができない仕事や維持しなければいけない家などが増えやすなる。
見極めた上でコミュケーション
相手のタイプ別で自分の考えや意図を正しく伝える。報酬追求人間の相手なら、成功や勝利や成長などをイメージさせる言葉や会話。
リスク回避人間は損失回避やミスを防ぐや保つや守るや現在的をイメージさせる会話を。
人は変わる
この2つのタイプは変わったりもする。
人間関係や状況や環境の影響や感情で意外と変わる。なので報酬追求人間がリスク回避人間に変わったり、逆パターンもよくある。
この人の変化に気づくこともコミュケーションには必要。
タイプ別でコミュケーションしないと相手は共感しないし動かない。
ただ自分のタイプのまま伝えようとしても伝わらない。
俺の場合は自分のタイプがわからない。