今日も孤独で退屈。

福岡久留米市在住の孤独な会社員。孤独で退屈な日々から感じたことを書いてます。孤独って最強に楽しく寂しい。

【親と子の関わり方で子のメンタルタイプ構築される説】

心理学者のジョン・ボウルビィの子どもの発達研究が興味深い内容だったので、わかりやすくまとめてみます。

 

ジョン・ボウルビィなんて誰も知らないだろうけどね。

 

柔軟で健全な人間関係を築ければと悩んでいる人は多いと思う。というか人間の悩みはほぼこれ。築けてない人はその人が間違っているなども少々あるが、メンタル面のベースに問題がある。メンタル面のベースの構築の影響は子ども時代の親との関わりで決まる。

つまり、性格みたいなものは子ども時代に構築され、大人になっても引きずれる。

 

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メンタル面の方は3つ

①安定型

②不安型

③回避型

がある。

 

安定型

平均的でバランスがいいメンタルタイプ。親が子どものニーズによく応じる場合は安定になりやすい。子どものニーズにきちんと応じるというのは、なんでもかんでも気ままに許すことではなく、すべての欲求を満たすことではないが、「自分は安全で大事されている」と子どもが自覚している。

 

不安型

親に愛情を感じられない訳ではないが、あんまりあてにならないと感じているとき。そばにいてくれることもあるが、いてくれないことが多いとか、親の言うことを聞いた時だけ、愛されてもらえていると感じる場合は不安型に多くなりやすい。不安型は人にまとわりつきやすくなり、人への依存が強くなる。

親や人に注意を引くような行動に出やすい。

周りが手を焼くパターンは大抵このタイプ

 

回避型

親が常に、子どものニーズに答えず、親が自分に愛情や関心を向ける気がないと回避型になる。人に対してあきらめるようになる。自分の世界にこもり、自分の考えや思いを人に言わず、かまってもらえないことに対して不安を持つことない。周りから見ると非常にわかりにくい為にストレスは与えやすい。

 

 

親との関わりは子どもの将来の影響のインパクトのデカさがハンパない。親たちも子育てが初めてで、子ども以外のことも考えないといけない。子どもに対してどうしてあげていいかわからない場合かも。

 

この3つのメンタルタイプの人への関わり方

 

安定型の関わり方

問題ないことないが、特別大きな問題はない。

人それぞれバイアス(偏見)はあるが、それはみんな同じ。安定した人間関係構築しやすく、適応能力もあり、慣れることもできる。

 

不安型の関わり方

以前に人から無視すれたり、捨てられた辛い経験ごあることがある。また同じことが起きるかも警戒しがちで、自分と同じ気持ちを持っていないのではないかと、不安でしかたない。緊張や恐怖を感じると依存しやく、嫉妬したり、感情的になりなる。失うことが怖くなり、周りの人から最悪距離を取られることにも。自分自身の心配や恐怖頭がいっぱいになり、他者の言動を、実際には大したことなくても、深く考え込んでしまう。

 

回避型の関わり方

人との間に一定の心理的距離を置きがち。自分に関することもそう簡単に他人に打ち明けれない。というより距離の縮め方がわからない。なので、回避型のサポートをしようとして歩み寄ろうとしても、なかなか縮まらない。

悪気はないく、わかっていない。

 

相手にメンタルタイプに合わせたコミュケーションが必要。

 

前回の記事の報酬追求人間とリスク回避人間とではタイプ別にコミュケーションが必要なようにメンタルタイプ別に合わせたコミュケーションも必要。

 

不安型の対応

簡単ではない。そこそこの努力と忍耐が必要。基本的に怖がっている為だけ時には傷つく為に、先に相手を傷つけることすらある。

 

共感する

・何を恐れているのかを考える。共感し、その恐れを解消する策を提案すれば恐怖心は解消される。

 

相手の言動を自分個人に向けたものと受け取らない

・相手の過去に起こったことが引き金になっている。間に受け引き離したら終わり。

 

 

不明瞭な態度を避ける

・不明瞭な態度をとってしまうと、その態度のせいで余計に考えさせてしまう。言葉や態度や表情をわかりやすくして伝える。

 

信頼できる人であること

・小さい約束でも守る。否定せずに肯定する。

小さい約束でも、しっかり覚えており審査しれている。約束に緊張感はあるが果たした場合は信頼してくれる。

 

回避型の対応

ストレスは回避型を強める

・思い通りいない時や嫌悪感を感じている時は距離を取りたがる。殻に閉じこもった場合は無理に殻をこじ開けない。

 

相手に対して期待値を低めに設定する

・温かい対応や積極的な歩み寄りは期待できない。いいリアクションを望まない。

 

親しみはほどほどに表す

・時間をかけて距離を縮める。相手のペースに任せることが最優先でコツコツ縮める。

別に敵意を持っている訳ではないので。

 

 

子どもの関わり方で性格やメンタルタイプが決まる。とはいえ、自分性格やメンタルタイプを親の関わりのせいにしても仕方がなく、何の解決にもならない。

自分と相手に関心持ち知り続ければ、考え方が変わり行動が変わり性格も変わる。

性格なんて変わらないと言う人もいるけれど、それは言ってしまったらおしまい。

そんなことを言う人は大抵自分と相手への働き方が足りない。

 

自分含め人は変われるはず。

 

ちなみに俺は回避型です。

本当に人との関わり方や距離の縮め方がわからない。俺は面倒くさいです。笑

だから心理学ば勉強してるのだろう。